犬 心臓病

僧帽弁逆流のステージ分類変更点をまとめました!(ACVIM2009→2019)

僧帽弁逆流のステージ分類がされているACVIMの論文。これに基づいて獣医さんたちは治療していることが多いのではないでしょうか??
今回その論文について新しく変更された点が発表されたのでご紹介します。
飼い主さんも必見ですよ。

今回大きく変更された点として、ステージB2におけるピモベンダンの投薬開始です。

2009年の論文ではACE阻害剤のみの使用であり、ピモベンダンは使わないとされていましたが2019年ではピモベンダンを使うという様に改定されました。J

これはいくつかの論文でピモベンダンが心拡大を防ぎ、臨床症状を発症するまでの時間稼ぎをしてくれるという報告を受けてのことだと思います。

僧帽弁逆流の子で心拡大をしているワンちゃんは、ピモベンダンをもらう様にしてくださいね。
また、本論文ではステージB2から食事療法(塩分制限をし適切なカロリーとタンパク質を供給できる食事)を与えた方が良いとされています。

僧帽弁逆流は手術をしないと治らないし、また手術は高額でありワンちゃんの負担にもなるため適用とされることが少ないです。
このような生涯付き合って行く病気だからこそ、知識を深めて最善の治療を施してあげれるようにしましょう。