バーニーズ 〜飼育していく際気をつけること、かかりやすい病気〜

バーニーズって大きくて綺麗な犬ですよね。
僕個人としては、優しい性格の子が多いようなイメージを受けています。

今回は、このバーニーズについて飼育する際の注意点やかかりやすい病気などについてご紹介したいと思います。

歴史

バーニーズは正式名称はバーニーズマウンテンドッグ。略称BMD
スイス原産のマウンテンドック4犬種のうちの1種です。牧畜犬や護衛犬、荷車を引っ張る際の牽引犬として活躍していました。
長く美しい被毛に特徴的な色合いを持っており可愛らしい外見をしているため家庭犬としても飼われるようになってます。

寿命

寿命は7〜11歳程度(平均寿命8歳)だと考えられています。小型犬のチワワやダックスフンドが15歳まで生きることを考えれば、比較的短命ですよね。
小型犬の方が大型犬に比べ長生きしやすいです。

性格

性格は、個人的には優しい子が多い気がします。というか大型犬は気持ちも大らかなのか優しい子が多いですね。
ただ元気いっぱいすぎると手をやきますけどね。そのため、しっかりとしつけをしましょう。
獣医としては治療する際も、暴れたり抵抗することなく処置させてくるので大好きです。

子犬の価格

子犬の相場としては、15万〜25万が相場となっています。
ペットショップで買ったり、里親から引き受けたりと行ったいろんな譲渡の形があると思います。
その中で気をつけて欲しいのは、親や家系で病気が多発していないかどうかです。
詳しくは下のバーニーズがかかりやすい病気で説明しますが、遺伝的に病気になりやすいこともあるようです。そうした病気で親や血の繋がりのある子が亡くなっている場合は要注意です。

かかりやすい病気

バーニーズのかかりやすい病気として知られているのは、次の2つ。中でも組織球肉腫は獣医師国家試験にも出るほど有名な話です。
・股関節形成不全
・組織球性肉腫

それぞれ説明しますね。
股関節形成不全は大型犬に見られる疾患で股関節の形成異常によって脱臼しやすくなるような病気です。
若齢からなることが多く、歩きづらそう、歩きたがらないという症状で病院にくることが多いです。

組織球性肉腫はいわゆる悪性のガンです。
バーニーズはどういうわけかこのガンになる確率が高いです。6歳を過ぎたあたりから発症する可能性があり、何か元気がないなと思って病院に連れていくとこの病気であったりします。

非常に悪性のガンで病院で診断がついてから1ヶ月ほどしか生きることができないとされています。(Journal of Heredity 2009:100(Supplement 1):S19–S27 Ó The American Genetic Association. 2009. )

この病気は遺伝的な病気である可能性もあるので血縁関係がある犬がこの病気で亡くなったりしている場合は注意が必要です。

どうすれば病気を防ぐことができるのか??

正直、上記の病気を防ぐことは現代の獣医療では不可能です。
しかし、早期発見をすることは可能だと思います。日頃からスキンシップを行いちょっとした体の変化に気づいてあげること。定期検診にこまめに連れて行ってあげることなどによって病気を早期発見して一緒に過ごす時間を少しでも長くすることが可能です。

まとめ


バーニーズは非常に優しい性格の子です。短命で特有の病気にかかりやすいのは残念ですが、しかし私たちの生活のパートナーとして、癒しをもたらしてくれるのは間違いありません。バーニーズを飼育しようと思っている方、また現在、飼育している方は上記のような病気にかかりやすいという知識を知っておくことが大切です。こまめな定期検診を行なっていきましょう。